2010年12月30日
一般社団法人設立記念と山口県宅老所グループホーム連絡会設立から10周年を記念して、H22年11月27日山口県セミナーパークにて講演会が開催され、多数の方にご参加して頂きました。当日ご参加下さった皆様、並びに当日講演会開催にあたってご協力をいただいた皆様には大変感謝しております。有り難うございました。
記念講演会の様子の一部を紹介したいと思います。
基調講演では著書『八重子のハミング』でも有名な陽 信孝氏より貴重なご講演をしていただきました。ご自身の妻が若年性アルツハイマー病を患われ、家族として介護に携わった経験を基に、若年性アルツハイマー病とはどういうものか、家族の苦悩や地域に妻の病気をオープンにしてきて、優しさの輪が拡がったことなどを時には冗談を交えながら話していただきました。
緊張で汗だくになりながら、ラップスティールスライドギターを弾く高橋理事。
山口県宅老所グループホーム協会(以下GH協) 副会長十楽氏率いる楽さん劇場一座による「芋太郎」。体をはったコント劇に会場は爆笑の渦?でした。
はるばる岩手県大船渡市から、「気仙ボケ一座」に来ていただきました。認知症ケアの悪い対応例と良い対応例、地域とのつながりや、病気を告知される本人の心情や家族の理解と協力など、分かり易く、ユーモアと笑いを交えながら公演していただきました。
講演会の最後はシンポジウム「地域共生~認知症の人と地域のかかわりを考える」をテーマに、座長として「さわやか財団」の安部搏堂氏にお越しいただき、シンポジストとして気仙ボケ一座の内出幸美氏、基調講演をしていただいた陽信孝氏、山口県GH協 副会長の十楽氏の3名に参加していただきました。シンポジストの方々の地域との関わりについての取り組みや、「認知症」「ぼけ」という言葉について、次世代を担う子供達へのアプローチなどについて、熱いトークが展開されました。また、気仙ボケ一座にもスーザンボイル役としてゲスト出演されたイギリスからお越しのKarin Diamondさんにイギリスでの認知症ケアの取り組みや日本での印象なども話しを伺いました。ちなみにKarinさんのブログに当日の様子などが掲載されてますので興味のある方は下記をご参照下さい。
http://www.blogger.com/profile/18390682300184786835
皆様お疲れ様でした。またHPを更新していきますので乞うご期待?
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