10月1日特別講演会報告「グループホームのあり方と今後の展望~グループホームの新時代を創ろう!~」
10月1日、全国グループホーム団体連合会会長・宮崎直人氏をお招きし「グループホームのあり方と今後の展望~グループホームの新時代を創ろう!~」と題して特別講演会を開催、多数の会員の皆様にご参加頂きました。
講義の中では全国グループホーム団体連合会の目指す5つのミッション。地域の中で認知症介護の拠点となるだけでなく、防災の拠点まで担う多様性のあるグループホームを目指す、まさにグループホームの新時代を目指そう!の副題の通り、今後の地域包括ケアシステムにおけるグループホームのあるべき姿をお話してくださいました。
そのためにはグループホームはまず、その認知症介護の切り札としてどうあるべきか?つまりグループホームでの認知症ケアはどうあるべきだろうか?というお話ですが、まずもって「認知症の人」という視点を変えることが重要。あくまでも認知症「の」人から認知症「と」人という視点に変換することが重要である。そしてケアにおいて大切なことは、できないところを支援して、途切れ途切れに出来る動作や作業を一連の動作や作業にしていき、そして共同生活介護の特性を生かして他の入居者を巻き込んでいく支援。つまり点から線、線から面への支援の展開。そしてその中では、一方的なケアから、共に行うケア、そしてその人「が」作業するのを支援する視点のスライドが重要であること、入居者主体の環境を作ることが重要であることをお話下さいました。
全国グループホーム団体連合会の目指すところだけでなく、グループホームのケアのあり方もしっかりと皆様に伝わったのではないでしょうか?
ユーモアもふんだんに盛り込まれ、笑いの絶えない素晴らしい講演会となりました。
当日講義資料 → GH協10月1日PDF資料
【記事 岡屋】
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